|
|
 |
【材 料】
竹炭の場合を例に説明します。
ふつうのクヌギやナラでも一緒ですが山から切ってきてすぐのものはあまりよくありません。
切り倒してから1〜2ヶ月くらい乾燥させたものが良いでしょう。
竹の場合はモウソウチクを用いて5年位の古い竹を乾燥させて使用します。
竹の場合はこのように割って40cm位に切りそろえます。 |
 |
モウソウチクで10本位は必要です。
【材料の詰め込み】
ドラム缶の底は丸いのでまず熱の通りを良くするために20cmに切断した竹か細木を横に少し間隔を開けて並べます。
この上に材料を並べていくわけです。 |
 |
この時隙間なくギュウギュウに詰めていくのがコツです。
窯の上部には良く乾燥した、燃えやすい材料を詰めます。
窯の中では火は上部から着いていき次第に下の方に移っていきます。
従って上の方には良い炭はできず煙突の取り付き口付近に一番良いものができます。
|
 |
上部まで材料が詰まったらふたをします。
そして上から厚く土をかけます。
|
 |
このように煙突が隠れるくらい土を厚くかけていきます。
焚き口にブロックを使ったものではこのブロックの上にも土をかけ、特に継ぎ目は念入りに塞いでおきます。
土をかぶせ終わったら軽く叩いて空気の漏れをなくします。 |
 |
写真のドラム缶窯は先に紹介した形式とは少し違う、ドラム缶を2本使用したタイプです。
一斗缶の代わりに二つに切断したドラム缶を溶接しています。
焚き口は石を積み上げて炭窯らしくなっていますね。
【火入れ】
いよいよ火入れです。
燃えやすい廃材などを燃やしてきます。 |
 |
最初はなかなか火が着きませんが、団扇やブロアーなどで強制的に風を送ってやれば比較的簡単に火が大きく成ります。
入り口付近で燃えているようでも肝心なことは中の材料に火が着くことですから根気よく火の番を続けます。
これはやっぱり冬の仕事ですね。
おきは時々かき出してやります。
後はひたすら自燃に入るまで燃やし続けます。(約5時間程度) |
 |
そのうち真っ白な煙があがり始めます。これは水蒸気で温度が上がり材料の水分が蒸発しているのです。
この時煙突の温度を調べます。
100度位までの温度計と500度位までの高温のものと2種類あれば最適です。
電気式のものは万能ですが価格が高いので、安価なバイメタルの温度計が市販されています。煙の温度が84度になって、安定してくると自燃が始まった証拠です。この時焚き口のブロックを狭めて2cm位にしてやります。
|
 |
この時煙は刺激臭がして白褐色になります。
煙の温度が300度を超えたら焚き口を完全に塞ぎます。300度を越えると煙が青くなってきます。
焚き口を塞ぎ30分ほどで煙が青から白に変化したら、煙突をアルミホイルで塞ぎます。空気が漏れないよう針金でしっかり縛ってください。
このまま15時間放置して窯が冷えたら出炭です。
※炭焼きの詳しいデータは吉田譲さんのHPの炭焼きデータを参考にしてください。
http://ww1.tiki.ne.jp/~mamoru-miyakidata.htm |